今年も残りわずか
2019年12月29日
今年も残りわずかになりましたね~。
うちも昨日で今年は最後。
4台の納車があり、それに備え月末は結構バタついてました。

その中の一台鹿児島G様のNA8C。
画像は鹿児島へ向けて出発される時のもの。
普通の車検とバッテリー交換の予定だったのですが、
なかなかのミステリーに悩まされることに・・・。
点検に入る前に念のためロードテスト。
クラッチに違和感が・・・。
もしかして・・・と思い、登りを4速でベタ踏み。
なんと、滑ってます・・・。
クラッチは2万キロ程前にオーバーホール済み。
オーナーさん、そんなに半クラする方ではないはず・・・。
で、クラッチ回りも再度修理することになり、
翌日もう一度、テスト。
すると、全く滑り無し。
気のせいだったのか???
オーナーさんに確認すると、確かに滑ってるときが
ある気がしますとのこと。でもそんなに気にされてない様子。
ん~・・・。どうもこの感じはすんなり行かないパターン決定のよう。
年末で他にも問題を抱えている車両があったりするので
ちょっと焦ります。年内に渡せるのか・・・。


この中にいるクラッチよ、どうなってるんだ。
とりあえずはミッションを下ろして確認するしかありません。
多分ここではないと思いながら・・・。

撮影どころではなかったので別の個体の画像を
イメージとして借りてます。。
案の定、クラッチディスクもカバーも問題ありませんでした。

レリーズフォークも、ベアリングも問題無し。

フライホイールの振れも問題無し。
予想通りです・・・。
とりあえず別の車両の車検、修理を一通り終わらせて
改めて考えることに。
レリーズシリンダーは新品に交換してるし、クラッチ回りで
手を入れていない箇所はマスターのみ。
でもマスターも若干のオイル滲みはあるものの
滑りには関係ないはず。
ひとまずミッションを元に戻します。
戻す際にレリーズのピストンの戻りに違和感があり
念のためうちのNAとクラッチを切っていない状態で見比べてみました。

よ~く確認するとうちのNAの方が赤線の距離が短い。
問題のNAは長いので常にクラッチを少し切った状態になってます。
どうもマスターからレリーズ回りのよう。
レリーズは交換歴がありますのでマスターしかない!
どちらにしても交換しようと考えてましたので
マスターは既に注文済み。即取り換えました。

で、結果は・・・。
やはり犯人はマスターでした。
ピストンに引っかかりが出るのか謎です。
これから検証してみたいと思います。
よく考えると自分のNAもマスターは違和感を感じることが
あったんですよね~。
おととしのジャンボリーでさあ入場するぞ!ってときに
クラッチペダルのストロークが急に激短になり
クラッチが切れなくなる瞬間があったんです。
一瞬凍りつきました。あの行列の中助けられて
入場するなんて恥ずかしいですよね・・・。
結局数回踏みなおすと戻り、入場後に慌てて
フルードを確認。満タンで滲みすら無し。
マスターは涼しい顔をしてます。
その後、無事帰還することができ、気のせいだったんでは?
とそのまま放置。で、1000キロくらい走ったところでやはり
違和感を感じる瞬間があったんで、気のせいでは無いなと
とりあえずマスターをオーバーホール。
レリーズの方は元々交換したばかりでした。
それ以降その現象は無くなり、解決したようです。
NAのクラッチマスター、なんかありそうですね~(-_-;)
レリーズは大体の車両が交換されているのですが、
マスターはまだの方は一度は交換された方がイイかもです。

とりあえずG様の車検もギリギリの27日に通すことが出来、
無事昨日お渡し出来ました!
G様より「羽が生えたようです!」と完治確定のメールを確認。
わざわざありがとうございました。
普通の車検で週末には終わる~と思っていた件が
こんな感じでとんでもなく時間掛かることがあるんですよね~。
全塗装やオーバーホールなど、やはりとんでもなく時間が
掛かることがありますがどうかご理解頂けたらと思います。

ようやく工場の大掃除に取り掛かり、来年はもっとスムーズに
活動できるように模様替え。
メンテナンスが楽しみになります。
今年も色んな出来事があり、オーナーさんたちの愛車のメンテナンス
をさせてもらった工場に感謝。

オーナーさんから差し入れを頂いたり、ご挨拶に
来られたりもありました。
本来ならこちらから出向かなければならないところを
本当に恐縮です。
では皆さん、今年も大変お世話になりました。よいお年をお迎えください
来年もよろしくお願い致します。
うちも昨日で今年は最後。
4台の納車があり、それに備え月末は結構バタついてました。

その中の一台鹿児島G様のNA8C。
画像は鹿児島へ向けて出発される時のもの。
普通の車検とバッテリー交換の予定だったのですが、
なかなかのミステリーに悩まされることに・・・。
点検に入る前に念のためロードテスト。
クラッチに違和感が・・・。
もしかして・・・と思い、登りを4速でベタ踏み。
なんと、滑ってます・・・。
クラッチは2万キロ程前にオーバーホール済み。
オーナーさん、そんなに半クラする方ではないはず・・・。
で、クラッチ回りも再度修理することになり、
翌日もう一度、テスト。
すると、全く滑り無し。
気のせいだったのか???
オーナーさんに確認すると、確かに滑ってるときが
ある気がしますとのこと。でもそんなに気にされてない様子。
ん~・・・。どうもこの感じはすんなり行かないパターン決定のよう。
年末で他にも問題を抱えている車両があったりするので
ちょっと焦ります。年内に渡せるのか・・・。
この中にいるクラッチよ、どうなってるんだ。
とりあえずはミッションを下ろして確認するしかありません。
多分ここではないと思いながら・・・。
撮影どころではなかったので別の個体の画像を
イメージとして借りてます。。
案の定、クラッチディスクもカバーも問題ありませんでした。
レリーズフォークも、ベアリングも問題無し。
フライホイールの振れも問題無し。
予想通りです・・・。
とりあえず別の車両の車検、修理を一通り終わらせて
改めて考えることに。
レリーズシリンダーは新品に交換してるし、クラッチ回りで
手を入れていない箇所はマスターのみ。
でもマスターも若干のオイル滲みはあるものの
滑りには関係ないはず。
ひとまずミッションを元に戻します。
戻す際にレリーズのピストンの戻りに違和感があり
念のためうちのNAとクラッチを切っていない状態で見比べてみました。
よ~く確認するとうちのNAの方が赤線の距離が短い。
問題のNAは長いので常にクラッチを少し切った状態になってます。
どうもマスターからレリーズ回りのよう。
レリーズは交換歴がありますのでマスターしかない!
どちらにしても交換しようと考えてましたので
マスターは既に注文済み。即取り換えました。
で、結果は・・・。
やはり犯人はマスターでした。
ピストンに引っかかりが出るのか謎です。
これから検証してみたいと思います。
よく考えると自分のNAもマスターは違和感を感じることが
あったんですよね~。
おととしのジャンボリーでさあ入場するぞ!ってときに
クラッチペダルのストロークが急に激短になり
クラッチが切れなくなる瞬間があったんです。
一瞬凍りつきました。あの行列の中助けられて
入場するなんて恥ずかしいですよね・・・。
結局数回踏みなおすと戻り、入場後に慌てて
フルードを確認。満タンで滲みすら無し。
マスターは涼しい顔をしてます。
その後、無事帰還することができ、気のせいだったんでは?
とそのまま放置。で、1000キロくらい走ったところでやはり
違和感を感じる瞬間があったんで、気のせいでは無いなと
とりあえずマスターをオーバーホール。
レリーズの方は元々交換したばかりでした。
それ以降その現象は無くなり、解決したようです。
NAのクラッチマスター、なんかありそうですね~(-_-;)
レリーズは大体の車両が交換されているのですが、
マスターはまだの方は一度は交換された方がイイかもです。
とりあえずG様の車検もギリギリの27日に通すことが出来、
無事昨日お渡し出来ました!
G様より「羽が生えたようです!」と完治確定のメールを確認。
わざわざありがとうございました。
普通の車検で週末には終わる~と思っていた件が
こんな感じでとんでもなく時間掛かることがあるんですよね~。
全塗装やオーバーホールなど、やはりとんでもなく時間が
掛かることがありますがどうかご理解頂けたらと思います。
ようやく工場の大掃除に取り掛かり、来年はもっとスムーズに
活動できるように模様替え。
メンテナンスが楽しみになります。
今年も色んな出来事があり、オーナーさんたちの愛車のメンテナンス
をさせてもらった工場に感謝。
オーナーさんから差し入れを頂いたり、ご挨拶に
来られたりもありました。
本来ならこちらから出向かなければならないところを
本当に恐縮です。
では皆さん、今年も大変お世話になりました。よいお年をお迎えください
来年もよろしくお願い致します。
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